弊社では、かねてから大きな疑問を抱いておりました。
アルコールは、その有毒性を製造メーカーが認めているのに、なぜ国は「推奨する」のか?
次亜塩素酸水は、健康被害のデータも事故報告もないのに、なぜ国は「推奨しない」のか?
(アルコールの 毒性、副作用、中毒については、こちらを参考にしてください )
6月26日に、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)から「次亜塩素酸水が新型コロナウイルスの消毒に有効」と発表されたわけですが、同日、経済産業省・厚生労働省・消費者庁とが合同で、新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について取りまとめという発表をし、この中で示されたポスターの内容は、不適切な表現が極めて多く、大変残念に思っております。
3省庁のどこが作成したものかは不明なままとなっています。
国のミスリードによって、感染症対策に混乱が生じることが心配されます。一刻も早く、正しい情報が発表されることを期待しています。
→ 3省庁合同の「新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について取りまとめ」はこちら
→ポスター「次亜塩素酸水を使ってモノのウイルス対策をする場合の注意事項」(PDF形式:283KB)
【7月6日追記】
なお、経済産業省・厚生労働省・消費者庁の連名で発表したポスターに、ヒタヒタに濡らす、20秒以上かけ流す、という根拠のない仮説が記載されていたため、NITEでは、7月6日に追加資料を発表し、それらの記載はいっさい見当たらなくなっています。
一説によると、会議の委員長の、公式発言ではない個人的なコメントが引用されたと言われています。
なお、弊社の見解といたしましては、先般設立された「次亜塩素酸水溶液普及促進会議」のスタンスとほぼ同じですので、そちらの解説・質問書をご覧ください(少し、語調が厳しくなっていますが、それだけ国の発表が不適切だということだと思います)
→6月26日 の国の発表に関しての記事解説・質問書(「次亜塩素酸水溶液普及促進会議」)
下記が、内容に問題が多いポスターです。このことで国民に誤解が広がっています。